2017買い付け日記inバルト三国 その7(タリン/エストニア)
2017.09.05 Tuesday
タリンはフィンランドのヘルシンキから日帰りも出来るので、バルト三国でタリンだけ訪れる旅行者も多いようです。
観光地化されたイメージがあったので、本音を言うとタリンにはあまり興味はありませんでした。
ところがいざ着いてみると、旧市街の建物がとても可愛くて、大好きな古いドアや窓の写真を撮るのに大忙しでした。
カラフルで派手になりそうなのに、なんとなく落ち着いた街並みに見えるのは、古さと周りとのバランスでしょうか。
シーズンオフなので蚤の市はお休みでしたが、アンティークショップがたくさん見つかりました。
観光地しか見ていないので買付はしませんでしたが、これだけアンティークショップがあるなら、蚤の市も盛況でしょうね。
バルト三国の旧市街の中で、中世のイメージが一番強かったのがここタリンでした。
枯れ木の季節に行ったせいも大きいですが、幽霊が出るという噂にも頷ける雰囲気がありました。
古い城壁の向こうに何かいる・・・
作りものでした。普通に怖いです。銀河鉄道999の車掌さんを思い出しました。
この中世風の黒マントの銅像?はここでしか見ませんでしたが、甲冑(鎧)はいくつか見かけました。
何のお店か分かりませんが、看板が甲冑を付けた腕。ヨーロッパの看板は可愛いですね。
ここにも甲冑のモチーフが。リガと近いのに、明らかに違って興味深いです。
散策中に見かけたぐいーんと湾曲した壁。なぜこの形なんでしょう?線がガタガタだし、なんだか誰かが描いたイラストみたい。
ふらっと入った博物館の照明が、青空でした。
通り過ぎた別の博物館の入口にいた、小さな悪魔のような可愛い子。
カフェラテで、ちょっと一息。
旅先で入るスーパーマーケットが大好きです。タリンのスーパーはとってもフォトジェニックでした。
わー美味しそう!今回の3都市はどこも食事が美味しかったのですが、どこか1つを選ぶとしたら、タリンが1番かもしれません。
ヴィリニュスもリガも美味しかったので、本当に僅差ですし、入ったお店も多くないので、次回も同じ感想かは分かりません。
バルト三国の食べ物は西ヨーロッパよりも塩分控えめで、個人的にとても好みの味でした。
くるっと振り返るとこの景色!なんだか絵本の中を歩いているような錯覚を起こします。
人通りが少ないところでも治安の悪さは感じず、観光客が多い割にしっとりと落ち着いた雰囲気でした。
旧市街で一番賑やかなラエコヤ広場です。この日はちょうど満月でした。
そろそろバルト三国の旅も終わりに近づいて来ました・・・